時間分散とは?

投資で時間分散というワードはあまり聞かないのではないでしょうか。

大半の皆さんが投資と言えば、タイミングを見計らって、一括で何かを買って、ある程度上がれば売るという行為を繰り返して行うイメージではないでしょうか。

確かにこのやり方も投資手法の一つです。

ただこの場合は買った時点の値段と売った時点の値段の差が利益となるすべてです。

これはなかなかプロでも難しく、リスクの高いやり方です。

 

「定時定額投資」というやり方はご存知でしょうか。

いわゆるドルコスト平均法という投資手法なのですが、毎月一定額で投資していくもので、相場の変化によって購入する量を調整するやり方です。

つまり、相場が安い時にはたくさん量を買って、高い時にはあまり買わないという手法で、平均単価を引き下げて、安定させる効果があります。

皆さんはほとんど価格しか見ておらず、量の発想があまりありません。

相場が下がった時にはたくさん量が買えますので、価格は下がっても投資価値はあまり変わらないのです。

なぜか?

投資の成果は「量✖️最終価格」で決まるからです。

この感覚を活字だけで表すのは難しいのですが、一括投資と定時定額投資の結果は同じ投資額であってもまったく結果は変わり、別物ということです。

 

これまで3つの投資原則について簡単に解説しましたが、投資には重要なポイントで、是非ここを意識して実行すれば、大きな成果をもたらす可能性が非常に高いと確信しています。

2018年03月09日