金融教育の必要性
日本における金融教育は全くされていないと言っても過言ではないほど
これだけ国際社会になった今でも相変わらず教育されていない現状。
学生が社会人になって、いきなり直面する税金や年金のこと。
最近は珍しくもない確定拠出年金のことなど。
これまで学生時代は経済や経営のことを専門的に勉強してきた一部の人たちを除いて、
ほとんど触れたことのないことばかり。
初任給の明細をもらって、初めて見る自分の所得税や厚生年金の文字と金額。
どのような仕組みでこれらの金額が計算されているかすらわからず、引かれるがままの手取り収入。
おまけに翌年には住民税も新たに引かれ出し、何のことやら。
なぜ未だにこのような基本的な大事なことを学生時代に教えこまないのか、
本当に日本の教育のあり方に疑問を感じます。
数学の微分積分を習っても社会に出てどこで活用しますか?
私も微かな記憶でそれらを習った気がしますが、
これまで長く働いてきて、一度もお目にかかることはありません。
もちろんその専門分野に進めば接することもあるのかもしれませんが、
大半の人がそれを使う職業には就かないですよね。
しかし、給料明細はほぼ全ての社会人が目にするもので、税金や年金のことは知っておかないといけない大切なこと。
それなのに、ほとんどの人たちはそれらの仕組みを理解していません。
おかしくないですか!日本の教育プログラム!
2018年06月08日