私の医療保険の考え方 その1

ご入院されたり、手術されたりしたときにもらえるのが医療保険ですが、ご相談件数が多いのもこの医療保険です。

今日はこの医療保険の考え方について書いていきたいと思います。

 

多くの医療保険では入院保障を受けられる日数に制限が設けられています。

一般的には通算1,000日超の入院まで保障してくれますが、これよりも確認したいのは1回の入院限度日数です。

 

これには30日、60日、120日、180日、240日…など様々な限度日数のタイプがあり、長いタイプほど掛け金は上がっていきます。

治療は日進月歩で進歩しており入院日数が短くなっていますので、掛け金の安い限度日数の短いタイプをご提案され加入されている方も多いのですが、ここは気を付けなければなりません。

 

保険会社のいう1回の入院は、入院給付金が支払われることになった最後の入院の退院日の翌日からその日を含めて180日以内に同じ原因で開始した入院は1回の入院とみなします(最近は入院の原因が同一かどうかを問わない保険も増えてきました)。

従いまして、入退院を繰り返す場合で退院から再入院まで半年間経過していなければ、継続入院とみなされます。

その結果、1回の入院限度日数が短ければ、これを超えてしまい、保障を受けられないという事態が起こってしまうのです。

 

私個人的には“長期の入院こそリスク!”だと思っております。

 

給付金のご請求をいただく大半は短いご入院ですが、長期入院や入退院を繰り返す方がいらっしゃるのも事実です。

こんなときには治療費などの支出がかさむばかりか、ご収入も減少してしまいます。

 

貯蓄を取り崩しながら対応していくのか…

 

1回の入院限度日数を何日にするかは重要なポイントです。是非一度ご自身の保険を点検していただきたいと思います!

2018年08月19日